【広尾TC】考察!!初仔の産駒は走らない?は本当なのか & 初仔の牝馬は走らない?も本当なのか
どーも高橋です(*'▽')
広尾サラブレッド倶楽部の募集時期が近づいてきましたので、
競馬界の格言を調査しながら、
考察していきたいと思います。
皆様の一口馬主ライフに少しでもお役立て頂ければ幸いです!!
※私のブログでは数値が基本で動きであったり馬体の話しは致しません。
理由が、馬体に人それぞれ好き嫌いがあるから。写真と動画では本質は分からない。ツアー等で実馬を見ないと分からない。が持論だからです。
※ブログ内で2008年以降という表現を良く使います。
2008年産がディープインパクトの出現年になります。
そこから種牡馬界の歴史が大きく変わったっと私は考えていますので、
2008年をひとつの基準に考えています。
※このブログ内の数値は2019年7月13日現在の数字です。
それでは下のデータをご覧ください!
※0円募集馬は勝ち上がりのみ募集額超過馬として計算しています。
◇データ考察
①『初仔の子供は走らない』は本当か?
巷で「初仔の子供は走らない」が定言です。
個人的に格言は数字で証明しなければ信じない、
という性格な為、広尾サラブレッドクラブの2008年以降の全馬を
洗い直し、数値化してみました(*´ω`*)
2008年産以降、広尾TCでは83頭が募集されています。
その中で初仔は延べ20頭募集され、勝ち上がりは4頭。
・クリサンセマム 17戦2勝(募集額回収成功)
・デストリーライズ 31戦1勝(募集額回収成功)
・エレナレジーナ 5戦1勝
・ジョーヌドール 18戦1勝
率に直すと⇒勝ち上がり20%(4/20頭) / 募集額超過馬率10%(2/20頭)
になります。
広尾TC全体では、
勝ち上がり31.3%(26/83頭) / 募集額超過馬率21.7%(18/83頭)
初仔を除くと、
勝ち上がり34.9%(22/63頭) / 募集額超過馬率25.4%(16/63頭)
ですので、
『初仔の子供は走らない』は本当か?
はデータ上本当だった!!事になります。
②『初仔の牝馬は走らない』は本当か?
ですが、
過去に募集された頭数は11頭いて、勝ち上がりはエレナレジーナただ1頭です。
率に直すと勝ち上がり9%(1/11頭) / 募集額超過馬率0%(0/11頭)
牝馬全体では勝ち上がり23.1%(9/39頭) / 募集馬超過馬率17.9%(7/39頭)
初仔を除く牝馬では勝ち上がり28.6%(8/28頭) / 募集馬超過馬率25.0%(7/28頭)
になりますので、『初仔の牝馬は走らない』説も本当で良いでしょう。
ん、
えっ、
はっ!?
2008年以降牝馬9頭しか勝ち上がってないの!?
そちらに気付いてひどく驚いています( ゚Д゚)
試しに番外編で初仔の牡馬(セン馬含む)を考えると、
9頭いて、勝ち上がり33.3%(3/9頭) / 募集額超過馬率22.2%(2/9頭)
牡馬全体では、勝ち上がり38.6%(17/44頭) / 募集馬超過馬率25.0%(11/44頭)
初仔を除く牡馬では、勝ち上がり40.0%(14/35頭) / 募集馬超過馬率25.7%(9/35頭)
で、こちらはそこまでナーバスにならない数字になりました!
むしろ、初仔を除く牡馬は40.0%も勝ち上がってるんですね!!
〜以上〜
やはり先人の知恵はイメージだけではないんですね(・ω・)ノ
もちろんこのデータは、これで黙って消しだぁ!!!
とかいう内容ではないです。
それでなければ昨年、新馬勝ちのエレナレジーナを指名できないわけですし。
サラブレッドは最後は自分の目で馬体を見ないと分からないと思います!
あくまでも数字のデータは参考の一つで出しているだけですので、
責任はとれませんので悪しからずご了承くださいませ*1
なにかのご決断の一端になれば幸いです(*''ω''*)
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*1:笑