【ウマフリ外伝】一口馬主クラブから探すPOGの厳選馬~広尾サラブレッド倶楽部編~
改めまして、はじめまして(*'▽')
楓ことフリーライターの『高橋 楓』です。
今までは一口馬主のブログが中心でしたが、
ライターとしての仕事の外伝もこちらで掲載していきたいと思います。
今回は2月中にウマフリさんに寄稿した原稿の外伝を、
こちらに綴りたいと思います。
すでに4頭分の検討理由は、
①~④としてウマフリさんへの記事に寄稿しておりますので、
こちらでは載せきれなかった他の広尾TCの精鋭を、
POG的にご紹介していきたいと思います(*'▽')
改めてウマフリさんへは、
①ミスペンバリー2017→カナロア産駒&兄姉活躍
②スイートマカロン2017→母産駒4頭中3頭勝ち上がりの賢母。
③サクラバーベナ2017→ウインバリアシオンの初年度産駒かつ広尾のアイドル
④レフィナーダ2017→ダート枠&リクエスト(馬っぷりが一部で話題に!)
を寄稿しました。
ちなみに広尾TC全馬を考察していました。
なぜ、入稿した原稿に載せなかったかも踏まえて、
外伝としてこちらに載せたいと思います!!
【⑤ハイアーラヴ2017】
広尾公式キャッチフレーズ『心奪われる抜群の瞬発力、信頼の配合が憧れの大舞台に挑む。』
高柳大輔調教師公式コメント『ものすごくいいです。背も高くて、脚も長い。オルフェの特徴を踏まえて調教をつける。』
牡馬 2017年2月21日生まれ
父:オルフェーヴル
母:ハイアーラヴ (15歳時出産・空胎明け)
母父:Sadler's Wells
厩舎:栗東・高柳大輔厩舎
エクイノム・スピード検査:「T.T型=2,000m超 長距離適性」
主な兄弟:
クレッシェンドラヴ(牡馬・父ステイゴールド)
兄姉3頭中勝ち上がりはクレッシェンドラヴのみですが15戦4勝。
オープンまでは十分に視野に入っているのは力強い後押しです。
考察:
父オルフェーヴルを良しとするか悪とするか、
その一点に尽きると思います!(←自分のブログなのでかなりハッキリ言ってます(笑))
父オルフェーヴルを考えた際には、ノーザンダンサー・ミスタープロスペクター・Specialの血が3本あることが勝ち上がりへの近道でありました。
本馬はしっかりと3本を持っています!!
2015年産はエポカドーロとラッキーライラックが牡馬牝馬の大将格。
少なくとも両馬とも3本の血のどれかは所持していました!
正直な話、なにを隠そうこの馬には期待をしています。
…兄のような成長を!
兄は4歳以降に力をつけたタイプでもれなく妹もTT型。
よってPOGの記事には掲載しませんでした。
しかし、この血には十分なホームランの可能性がありますので、
見限れません!
【⑥ウインアルエット2017】
広尾公式キャッチフレーズ『父は馬産地で高評価の新種牡馬、風格ある美しさが代表産駒を狙う。』
池江泰寿調教師公式コメント『しっかりとした骨格、バランスのよさ、歩様のしなやかさ、一流の雰囲気を持っている』
牝馬 2017年4月2日生まれ
父:エピファネイア
母:ウインアルエット (8歳時出産・2連産目)
母父:ダンスインザダーク
厩舎:栗東・池江泰寿厩舎
エクイノム・スピード検査:「C.T型=1,400m~2,400m」
主な兄弟:
なし
考察:
これはパンとすれば世代の大将格でしょうね('ω')
500kg超のかなりの馬格になりそうですが、
ハマれば芝ダート兼用で楽しめそうです。
当初は芝向きの足つきに見えましたが、
現状は兼用にも見えます。
POG期間中にダート中距離長超のレースが皆無なので、
何とも言えませんが…。
エピファネイアが初年度のため、
判断は難しいですが、父は爆発力が魅力的な競走馬でした。
母父のダンスインザダークと悪いところがコラボしちゃうと、
とんでもないジリ足の馬が出てもおかしくはないと思うのですが、
まさかのC.T型なんですよね、この馬。
それを考えれば、POGで楽しめる気がしなくもないです。
では、なぜその馬を掲載しなかったのか。
ひとつは適性鞍が想像しづらかった事にあります。
おそらく2,000m超の適鞍の血統背景を考えると、
オークス前の数戦に賭けるしかない事。
ふたつ目は厩舎です。
一戦必勝ならば良いのですが、
POG期間中の出走回数にはどうしても不安が残ります。
かつ、数億円のキラ星が数多く揃う池江泰寿厩舎の中で、
広尾TCにて募集額2,520万円の本馬がどのスタート位置に立っているかが、
私には不安でした。
素晴らしい調教師の先生だともちろん分かっているのですが、
クラブ馬を預ける厩舎としては…。
この2点が引っ掛かり、
掲載はしませんでした。
【⑦クリヴィア2017】
広尾公式キャッチフレーズ『ひときわ異彩を放つ存在感、由緒ある牝系に黄金の蹄跡を刻む。』
池江泰寿調教師公式コメント『放牧地で一際目立っていたしっかりとした馬。6月生まれでこれなら。』
牝馬 2017年6月9日生まれ
父:クロフネ
母:クリヴィア (17歳時出産・4連産目)
母父:トニービン
厩舎:美浦・加藤征弘厩舎
エクイノム・スピード検査:「T.T型=2,000m超 長距離適性」
主な兄弟:
2006年産 ジョウノボヘミアン(牡馬・父シンボリクリスエス)24戦5勝
7頭中2頭がJRAで勝鞍あり。
ジョウノボヘミアンはリアルタイムでの思い出が正直薄く、
映像でしか回顧できなかったので特筆できません。
正直兄弟もレース回顧してもなかなか筆が進みませんでした…。
考察:
もうね、この馬は綺麗。それに尽きます。
走り方も立ち姿もザ・サラブレッドです。
しかし、POGとなると本馬は掲載できませんでした。
ひとつに6月生まれがやはりPOG期間にはどうしてもハンデになる事と、
エクイノムがT.T型。
これが掲載を見送った理由です。
希望の光は広尾TCの御大、加藤調教師という事です!
エレナレジーナをはじめ、広尾TCとの相性の良さは抜群。
個人的には長い目で見ている馬ですが
POG期間でどうなるでしょうか。
【⑧ステラリード2017】
広尾公式キャッチフレーズ『2歳重賞を制した母の矜持、新たなステージで凱歌を奏する。』
高柳瑞樹調教師公式コメント『この馬が一番気になっていた馬。品があって何よりもバランスが良い』
牝馬 2017年1月18日生まれ
父:ルーラーシップ
母:ステラリード (10歳時出産・4連産目)
母父:スペシャルウィーク
厩舎:美浦・高柳瑞樹厩舎
エクイノム・スピード検査:「T.T型=2,000m超 長距離適性」
主な兄弟:
なし。姉3頭でJRA勝鞍なし。
考察:
間違いなく姉妹では一番きちんと歩けています。
お姉ちゃん達は首がうまく使えず、苦労しましたので
これは好材料です。
徐々に走り方を思えた姉ステラバレットは、
名古屋移籍後に6勝をあげました。
父ルーラーシップ×母父スペシャルウィークは
2016年産までに17頭が血統登録され、勝上がりは5頭です。
勝ち上がりのうち賞金上位3頭はノーザン生産。
姉がもう少し活躍していれば、
重賞馬の母ですから推せたのですが。
そこに輪をかけてT.T型と出ていて、
育成からはダビスタ的にいう、スピードがあります。
のコメントが聞こえてこない。
そして育成のスピードも世代ではかなり遅い部類。
掲載を断念した理由はここにあります。
【⑨スマイリンアスク2017】
広尾公式キャッチフレーズ『次世代の潮流は母父ディープ、漆黒の輝きが颯爽と駆け抜ける。』
高柳瑞樹調教師公式コメント『動きはシャキシャキ。成長力がありそうなスピードを生かすタイプ』
牝馬 2017年3月28日生まれ
父:ワークフォース
母:スマイリンアスク (7歳時出産・空胎明け)
母父:ディープインパクト
厩舎:美浦・中舘英二厩舎
エクイノム・スピード検査:「C.T型=1,400m~2,400m」
主な兄弟:
なし。半兄ジョーダンピース(牡馬・父シンボリクリスエス)はJRA3戦0勝、園田5戦0勝。
考察:
馬は動きも及第点ですし、母の年齢も若く母父ディープインパクト。
スピードタイプでC.T型。
残口もあって大人の事情的に言えば
取り上げたらクラブも喜んでくれたと思います(笑)
しかし、POGでは勝ち上がってくれないとまずは話になりません。
父ワークフォース×母父ディープインパクトは、
2016年産以降血統登録21頭中勝ち上がりが2頭。
21頭中には未デビューもいますが、
この組み合わせはちょっと頂けないようです。
本馬はスピードタイプですし、楽しめそうだとは思うのですが、
今ワークフォースを取り上げる自信が今の私にはありませんでした。
しかし、何度も言います。
仕上がりの早いスピードタイプです。
広尾TCの中では穴にはなるかもしれません。
勝ち上がり率の極端な低さが掲載を見送った理由です。
さて、問題は次の⑩です。
なぜ取り上げていなかったのか
不思議な方もいた事でしょう。
【⑩バートラムガーデン2017】
広尾公式キャッチフレーズ『名門に育まれ名匠に愛される大器、快速ファミリーが新たな栄光を築く。』
矢作芳人調教師公式コメント『そのバランスの良さに一目惚れだったとも言えます。
広尾TC会員の皆さんに喜んでもらえるような結果を残したい。』
牡馬 2017年3月12日生まれ
父:ハーツクライ
母:バートラムガーデン(8歳時出産・2連産目)
母父:サクラバクシンオー
厩舎:栗東・矢作芳人厩舎
エクイノム・スピード検査:「C:C型=1,000m~1,600m」
主な兄弟:
なし。1つ上の全姉アッチャイオは新馬戦6着。
考察:
父ハーツクライ×母父サクラバクシンオーは
17頭中JRA勝ち上がり8頭。
そこまで極端に悪い数字ではありません。
矢作調教師がA評価を下し、名門下河辺牧場出身。
母は若く現役時代4勝を挙げた競走馬。
父ハーツクライ産駒は距離を選ばずしっかりと成績を残す名種牡馬。
C:C型。
なんのケチのつけようが無いのです。
のちのち必ずや走ってくる馬です。
そうです、のちのち…。
現状2月15日時点で下河辺牧場でやっと坂路開始。
ハロン22秒のキャンターでじっくり育成中。
この馬は「私は」POG向きでないと判断して、
掲載を見送りました。
広尾TCの皆さまであればこの言葉でお分かりいただけると思います。
『現状はレフィナーダ2017よりもじっくり育成中』
この馬はおそらくですが、広尾TCの大将格に上っていく馬だと、
個人的には思っています。
ハナズレジェンドの後釜ポジションです。
今回の原稿がPOGではなく一口馬主ならば
絶対に取り上げていた馬です。
最後までこの馬は取り上げるか悩みましたが、
カットした次第でした。
以上になります。
これが私が原稿に書かなかった募集馬達です。
私は昨年から本格的に広尾っ仔ブロガーとして、
広尾TCと向き合ってきました。
全馬に思い入れがあります(*''ω''*)
全馬、無事に競馬場で好勝負をしてくれる事を
心の底から願っています!!
馬場で走る姿を楽しみにしています(^^)/
※広尾サラブレッド倶楽部さんに新規で入会される方は
紹介様名という所にこのブログのブログ名
《サラリーマン楓の一口馬主ライフ》
を記載すると1000ポイントもらえます!
1000ポイントは馬出資代金やゼッケンプレゼント等に使えますよ!
※お写真等は広尾サラブレッド倶楽部様へご許可を頂き、ご好意で掲載させて頂いております。誠にありがとうございます!
最後になりますが、
競馬はそれぞれの眼で楽しむ趣味です!
最後の決断は必ずご自身で行ってくださいね('◇')ゞ
では、今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m
高橋 楓
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